コーギーブログ

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大手企業と中小企業のボーナス平均比較|公務員と民間の差は?

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平成29年冬の大企業の賞与支給額

平 成 29 年 平均賞与支給額(冬) 平均賞与支給月数(冬)
608,304 2.08
5,000人以上 837,895 2.53
1,000 ~ 4,999人 640,768 2.11
300 ~ 999人 597,461 2.12
100 ~ 299人 443,057 1.74

平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況|厚生労働省より作成

平成29年冬のボーナス平均は608,304円、2.08か月分となりました。
人数規模別にみてみると、規模の大きい会社ほど賞与の額が高いことがわかります。

しかし、世の中の大半である100人未満の企業のデータが厚労省ではありませんでしたので、次に東京都のデータから100人未満の企業規模のボーナスを見ていきましょう。

100人以下の中小企業の賞与(東京都)

  29年夏賞与額 28年冬賞与額
408,978 423,672
10~49人 362,652 377,813
50~99人 456,334 463,419
100~299人 502,437 525,532

平成29年「中小企業の賃金事情」調査結果|東京都より作成

東京都のデータになりますので、全国のデータよりやや額が高い結果となっています。

それでも、人数が多いほうがボーナスの額が高いことがわかります。 100人以下の中小企業のボーナス平均は40万程度となっています。

残念ながら10人未満の賞与データは見つけることができませんでした。

平成28年冬の賞与支給額

平 成 28 年 平均賞与支給額(冬) 平均賞与支給月数(冬)
613,558 2.12
5,000人以上 811,338 2.61
1,000 ~ 4,999人 674,150 2.23
300 ~ 999人 564,461 2.01
100 ~ 299人 465,370 1.80

平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況|厚生労働省より作成

平成28年と29年を比較してみると、29年にやや減額をなっています。

平成30年は29年よりも高い額が予想され、過去最高額のボーナスとなる会社も少なくないようです。

この調査は賞与が出る大企業を統計している結果である

あなたは賞与の支給額の統計結果を見て、どう感じられたでしょうか。 おそらく、多くの人は「そんなにもらっていない」と感じられたことでしょう。

世の中には賞与が出ない企業も数多くあります。 この統計結果は、あくまでも「賞与が出る大企業の平均」であることに留意する必要があります。

公務員の賞与は厚労省の統計を基に決定される

公務員のボーナスは、この結果を基に決定されています。 平成30年度は4.45か月分で大企業並みの賞与が支給されます。

国家公務員は5年連続の増額となり、地方公務員も概ねこの額となるようです。

世の中の会社はボーナスが出ない会社も多い

よく、ニュースでボーナスの支給額が話題となりますが、まわりの人の中には賞与が出ていない人も多いのではないでしょうか。
ボーナスが出ない分、基本給が高い場合などもあります。

賞与に一喜一憂するのではなく、これからの社会人生活をよりよくするために考えていきたいものですね。

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