- 過去問と解答は無料で公開
- 過去問の解説をしているサイト
- おすすめテキスト
- 基本情報技術者試験について
- 難易度
- 情報系の勉強をしていない方には難しい
- 情報学部出身などの方は取れて当たり前という風潮
- 合格率は?
- 他の基本情報についての記事
- 資格取得をすると就職活動や転職活動では有利になる
過去問と解答は無料で公開
基本情報技術者試験の過去問は独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)の公式サイトで公開されいます。
簡単な講評も付いていますが、詳しい解説は掲載されていません。解答のみだと厳しいと感じる方には、解説も掲載されている市販の過去問題集を利用されるといいでしょう。
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過去問の解説をしているサイト
午前の解説
基本情報技術者試験.comさんは基本情報技術者を目指す方は一度はお世話になるサイトでしょう。
午前の対策はこちらのサイトで勉強すれば十分です。
午後の解説も少しあります。
午後の解説
平成24年度以降の午後問題の解説が掲載されています。
言語はCOBOL以外の解説があります。
目次の目次・基本情報技術者試験の解説: プログラミングが好き!
神戸電子専門学校さんのサイト。
平成23年度以降の午後問題の解説が掲載されています。
(言語はCASL)
平成26年以降の午後問題の解説が掲載されています。
(言語はJavaのみ)
平成21年~24年までの午後問題の解説が掲載されています。
言語の解説はありません。
基本情報技術者試験 午後問題一覧 基本情報&応用情報 問題と解説/ウェブリブログ
午後の対策に必要な時間
時間が無くてアルゴリズムの問題を捨ててしまっても合格することはできます。
午後の選択問題の対策や勉強を効率的に学習することで、合格が一歩近づきます。
午後問題のコツ
おそらく問8の「データ構造とアルゴリズム」、問9~13の「言語問題」のどちらか、もしくは両方に苦手意識を持っているのではないでしょうか。
過去問を見てさっぱりわからず、検索エンジンからこのサイトを訪れた方もいるでしょう。
きっぱり言います。この2問はあきらめて、他の部分で点数をとりましょう。
おすすめテキスト
午前対策におすすめな参考書
インターネットを用いた勉強で十分合格できますが、午前の対策も一冊は書籍があった方が勉強しやすいです。
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きたみりゅうじ 技術評論社 2017-12-23 売り上げランキング : 458
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午後対策におすすめの参考書
基本情報は午後の対策が肝心です。
要点がまとまった、解説がしっかりした書籍を選ぶようにしましょう。
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アルゴリズム
購入特典として、解説の動画を閲覧することが出来ます。
アルゴリズムのテキストはこれで間違いありません。
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基本情報技術者試験について
基本情報技術者試験は経済産業大臣が行う国家試験です。
試験時間・問題数・合格点
試験時間・出題数(解答数)
試験時間
午前:9:30~12:00(150分)
午後:13:00~15:30(150分)
出題数
午前:出題数:80問 解答数:80問
午後:出題数:13問 解答数:7問
(公式HPから引用https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html)
午前、午後ともに60%の正答で合格です。午前午後ともに選択式なので、運が良ければ合格します。
難易度
難易度はやや高めです。合格率が25%程度ですから、4人のうち1人しか合格出来ません。
ただし、実際に試験会場に行くとわかりますがきちんと資格対策の勉強をしてきている人は少ないです。会社や学校に受けさせられている人が多く見られます。
情報系の勉強をしていない方には難しい
多くの問題を暗記でカバーできますが、午後の問題は暗記では厳しく、一からの学習が必要となります。
特に、アルゴリズムと言語の対策には多くの時間を費やすため、言語経験のない方には厳しい問題となっています。
しかし、ちゃんと勉強時間を確保すれば、独学でも確実に合格可能な資格試験となっています。
情報学部出身などの方は取れて当たり前という風潮
情報系の企業へ就職すると最初の年に受けさせられるケースが多いです。
アルゴリズムや言語の問題で点数が稼げますので、取れて当たり前という認識をされます。
情報系出身の人で、基本情報が取れない人は「不真面目」、「集中力が無い」、「能力が無い」というレッテルを張られる可能性がありますのでしっかり勉強して試験を突破しましょう。
合格率は?
年度によって合格率は違いますが、概ね25%程度で推移しています。
年度 | 合格率 |
---|---|
21 | 31.8% |
22 | 22.8% |
23 | 25.4% |
24 | 25.5% |
25 | 22.5% |
26 | 23.7% |
27 | 25.8% |
28 | 26.6% |
29 | 22.1% |
30 | 28.9% |
累計 | 25.5% |
※公式HPの春秋合計の数値を基に作成
参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:統計情報
他の基本情報についての記事
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資格取得をすると就職活動や転職活動では有利になる
資格取得をすると就職活動や転職活動では有利になります。情報に関する最低限の基礎知識を兼ね備えているという保証になるからです。プログラマやSEなどのIT系の技術者として就職する場合は、実務経験が無くてもFEを取得していることで現場にはやく入れる場合も多いです。また、受験費用の負担や祝い金が出る会社もたくさんあります。