コーギーブログ

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社会人1年目の貯金平均と100万以上貯めるコツ|良い貯金と悪い貯金の違いとは?

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社会人1年目の貯金額は?

SNS上のアンケート結果

社会人1年目の貯金額について、厚生労働省などの公的な情報はありませんでしたので、twitterのアンケート結果を複数集めてみました。

社会人1年目の貯金額 割合
30万未満 48%
30-50万 13%
50-70万 12%
70万以上 27%
社会人1年目の貯金額 割合
10万未満 32%
10万 10%
30万 17%
50万以上 41%
社会人1年目の貯金額 割合
100万未満 67%
100万以上 33%

貯金がほとんど無い人と貯められる人で二分化している

アンケートの結果を見ますと、50万以上、100万以上など、かなり高額な貯金額がある人も多い一方で、貯金が0円に近い人もかなりの割合でいることが分かります。

貯金が多い人と少ない人の差は?

この貯金額の差は、実家暮らしか一人暮らしかの差から生じているではないでしょうか。
実家暮らしだと、家にお金を入れることを考慮しても貯金はしやすいでしょう。

家賃だけでなく電気ガス水道などの光熱費はかかりませんし、家で食べる分には食費もかかりません。
社会人から一人暮らしを始めた人は、さらに貯めづらいです。生活するうえで最低限の家具家電は必要になりますので、最初の半年程度は貯金どころではないでしょう。

他にも給料の差も勿論大きいですね。

社会人1年目で100万円以上貯めるには?

まずは収入と支出の把握

毎月の給料がいくらで、毎月出ていくお金がいくらか計算してみましょう。

クレジットカードキャッシュレス決済となる電子決済を活用すれば、いくらお金を使っているか把握しやすくなるのでおすすめです。
実際に、クレジットカード中心の私が現金で支払いするのは一部飲食店や自動販売機などかなり限られています。

固定費の削減

電気ガス水道などの光熱費や家賃などは毎月ほぼ決まった額が必要となります。
これらの支出の見直しは、毎月決まった額の貯金をする近道です。
一人暮らしの方は、電気の契約アンペアを下げると、毎月数百円から数千円の節約になるのでおすすめです。

通信費の削減

みなさんは、100%の方がスマホなどの携帯電話を持っていると思います。中にはプライベート用と仕事用と分けている方もいるかもしれません。

携帯電話にかかる料金の見直しは、面倒かもしれませんが毎月数千円の節約につながることも多いです。
大手キャリアを利用されている方は、格安SIMといわれるMVNOへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。

昼食はお弁当がおすすめ

仕事の合間のランチは外食していますか?
もし外食しているのであれば、お弁当にするだけで毎月数千円の節約効果がありますのでおすすめです。

ボーナスは計算に入れない方が無難

貯金を失敗する方の多くは、余ったお金を貯蓄に回そうと考えます。しかし、それでは失敗する場合が多いです。
特に、ボーナスが出るからといって毎月の支出が収入を上回ってしまうようでは貯金は出来ません。

必ず、毎月の収入の中から貯金を捻出するよう心がけましょう。

毎月数千円から貯金を始めてみましょう

まずは、毎月の給料のうち、数千円を貯金してみましょう。もちろん、余るようでしたらさらに貯金に回してもよいでしょう。
口座にあって、引き出せてしまう状態だと貯金ができない方にはNISAや積立NISA、iDeCo(イデコ)がおすすめです。

毎月一定額を積み立てることで、自動的に貯金ができ、さらに銀行に預けておくよりも運用利回りが良いので貯金を殖やす効果もあります。

貯金がたまってきたら増やす努力を

ただやみくもに銀行にお金を預けていても利子はほとんど付きません。

NISAや積立NISA、iDeCo(イデコ)などは手数料も無料で非課税となる場合も多いですので、この制度を利用して投資しないと損することになってしまいます。
若いうちから投資してマネーリテラシーを身につけましょう。

良い貯金とは

良い貯金とは、目的意識をもって貯金をすることです。
ただやみくもに将来の不安のために貯金をすることはよくありません。

自己投資にお金をまわすことも大切

若いみなさんが、貯金を増やす最大のコツは、収入を増やすことです。

若いうちに節約してお金を貯めるよりも、自分自身にお金と時間を使い、将来的な収入を増やすことの方が大切です。
書籍やセミナー参加、資格取得など、費用の掛かる自己投資は効果が高く、節約ばかりに目を向けるのではなく自分自身にお金を使うことも考えましょう。

悪い貯金とは

将来の不安のための貯金

なんとなく、将来が不安だから貯金をしている人も多いでしょう。
しかし、それは悪い貯金の考え方です。

最初は10万貯まれば安心するかもしれませんが、100万、1000万と貯金額が増えていってもその不安は消えません。
なにかあったときのために、お金を稼ぐ手段を複数用意しておくことが大切です。
そのためには、投資が必要になってくるでしょう。

お金を使わないことによる損失

時間

たとえば、電車を使うと移動時間の短縮が見込めます。
また、タクシーを使えば移動時間中に仕事もできるでしょう。

このように、お金を使わないことによって時間を損しているケースは多々あります。
わざわざ安いものを買いに遠くのスーパーに行くことも同じですね。

栄養

安いからといって、栄養の無い物ばかりを食べていませんでしょうか。
炭水化物中心の食生活やジャンクフードは短期的にみると安く見えるかもしれませんが、長期的な将来の健康状態まで考慮すると結果的に高くつく場合もあります。

人間関係

飲み会のお金がもったいないからと断ってばかりいると、友達もいなくなってしまいます。
必要な人間関係の構築にかかる費用はケチらないようにしましょう。

必要な出費

節約して貯金したい気持ちもあるでしょうが、生きていくうえで必要なお金まで使わないようにしてしまうと生活の質が下がったり健康を害することになってしまいます。

健康を損なうと、将来の医療費として跳ね返ってきます。 以下に示すような生活に必要なものにはお金をかけるようにしたいですね。

  • 交通手段
  • 食べ物
  • 衣服
  • 身に着けるもの(財布やカバンなど)
  • 通信費
  • 交際費