コーギーブログ

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Fラン専門学校の実態とは?底辺専門学校の中の人が語ります

底辺専門学校の職員の仕事を紹介してみたいと思います。 

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学校側から期待されている仕事

1.学生の卒業率、就職率100%

 これが最重要課題です。これが達成できないと怒られます。退学してしまうと授業料が貰えませんからね。技術者として就職できない子も、コネで他業種の仕事に就いてもらいます。


2.次年度の学生充足率100%

授業料獲得第1です。この子にオブジェクト指向を理解させるのは不可能だと思う子もいれます。第1志望の大学に受かったらうちには来ません。定員割れは困る(お金が足りない)ので4月頭まで願書受付する場合もあります。


3.次年度のカリキュラムやその他業務

学校運営に関わる事務作業や就職関係での企業さんとのやり取り、実習機器の管理なども任されます。

 

しかし、一応は野望をもって教える仕事についています。

 

本当はやりたい仕事

1.学生が、納得のいく就職をし、やりがいをもって仕事をさせる

2.学生が、取得した技術を活用し世の中を便利にしてもらう

3.学生に、人として成長してもらう


このような仕事をするための、時間、優秀な学生、優秀な教員、最新機器が足りていません。また、低偏差値専門学校に魅力などありません。自分が親だとしたら絶対に勧めたりしません。高校を卒業して、就職も大学進学も出来なかった子が来ています。何も考えず、ゲーム作る仕事ならやっていいかもくらいのノリです。

務めている方々も、給与や社会保険目当てで、辞められるなら辞めたいという人が多いです。私も辞められるよう、努力しています。


失業率や生活保護の問題を多少なりとも貢献していると思うことでなんとかやっています。