プログラミング初心者のJava入門記事って少ないですよね。 検索で上位表示されたり、ホットエントリにのるサイトは、ある程度プログラミングの知識がある人向けの記事が多いように思います。この記事を読んで、1人でも多くの人がJava入門の最初の第1歩を踏み出してもらえれば光栄です。
学ぼうと思ったときに、大学やプログラミング講座で学ぶ環境(時間やお金)があるのであれば、修了時点で最低限のことができるようになると思います。途中で心が折れても、サポートがある中で学びなおすこともできるでしょう。 しかし、そのような環境でプログラミングを学ぶことができない人たちも多いはずです。独学で勉強する必要がある人たちです。 この記事はそのような方向けに書いています。
- なぜJava言語を学ぶのか明確にする
- プログラム、プログラミング言語、Javaとは
- 環境を構築する
- Javaプログラミングの最初はHello World
- Java入門学習を進める
- 6.オブジェクト指向を学ぶ
なぜJava言語を学ぶのか明確にする
あなたのプログラミング習得後にやりたいことは何でしょう。
- 自分でAndroidゲームを作りたい
- WEBサービスを作りたい
- 就職や転職に生かしたい
さまざまな動機があると思いますが、なんとなくプログラミングを学ぶよりも明確な目的意識があるほうがモチベーションは維持できます。 Androidアプリを作りたいなら、Android SDKを。WEBサービスを作りたいなら、Servlet / JSPを学ぶとゴールに確実に近づくでしょう。 就職や転職に生かしたいなら、自分が目指したい業界がSIなのかWEBなのか、考えてみるとよいでしょう。求められるスキルが違ってきます。
プログラム、プログラミング言語、Javaとは
Javaを学ぶ前に、プログラミングやプログラミング言語について学びましょう。
上記サイトでは、漫画でJava入門が学べます。他の章も非常にわかりやすいのでおすすめです。
プログラムとは
「プログラム」の本来の意味は、計画や予定、予定表といったものです。コンピュータの世界での「プログラム」は、コンピュータに仕事をさせるための手順を書いた命令書です。
このプログラムを書くことを「プログラミング」、プログラムの命令を文字で書いたファイルを「ソースコード」や「コード」、「スクリプト」と呼びます。また、プログラムを書く人を「プログラマー」と呼びます。
プログラミング言語とは?
コンピュータは人間の言葉(自然言語)を理解できません。また人間はコンピュータの言葉(機械語)を理解できません。そのため、人間がコンピュータに命令を与えるには、互いに分かる特殊な言語が必要です。その言語を「プログラミング言語」と呼びます。
Java言語とは?
「Java」は、プログラミング言語の1つです。特徴は、パソコンやサーバー、携帯電話など、様々な場所で動作することです。また、多くの場所で使えるために、一度書いたプログラムを再利用しやすい(使い回しができる)ことも特徴の1つです。 Javaを使えば、Windows、Macintosh、Linuxなど、様々なOS上で動くアプリケーションを作れます。また、サーバー上のアプリケーションを作成する際にも利用されます。さらに、Androidといったスマートフォンや、docomoのimodeという携帯電話の上でも動きます。
※JavaとJavaScriptは違います
「Java」と「JavaScript」は、名前が似たプログラミング言語ですが、中味はまったく違います。 Javaは登場当時、Webブラウザ上で動くアプレットと呼ばれる形式でよく利用されていました。そのため、ブラウザ上で動くJavaScriptには「Java」という名前が利用されました。しかし、この2つは、目的も動作環境もまったく違います。 プログラマでも混同してしまう人がいます。ですので、この2つは「違うもの」だと覚えておいてください。
環境を構築する
初心者のJAVA入門第1の壁は環境構築でしょう。JAVAの勉強をしようとしても、JAVAの開発環境が無ければ学ぶことが出来ません。 今までプログラミングを学んだことがなく、基礎からJAVAを学びたいと思っている方には「NetBeans IDE」をおすすめします。追加でプラグインなどを入れなくても最初から日本語化されていますし、動作も分かりやすいです。「JDK 8u141 with NetBeans 8.2」からJDKとNetBeans IDEどちらもダウンロードできます。64ビット版OSならx64を。32ビット版ならx86をダウンロードしてインストールしてください。
Javaプログラミングの最初はHello World
Javaの学習は「コンピューターに指示を与えるためのプログラムを書くために、Javaを使ってみましょう」で始まる。 最初のプログラムにはHello Worldプログラムが選ばれるだろう。 「まずは"Hello World"を表示させるプログラムを書き、実際に表示させてみましょう!」というプログラムだ。
実際に動くところまで行きましたでしょうか。Hello Worldが表示されたでしょうか。どんなに有名で凄いプログラマでも、プログラミング学習の最初の1歩目はこのHello Worldでした。
Java入門学習を進める
ネットで学ぶ
本で学ぶ
本を買うならこちらの記事にもあるすっきりわかるJava入門がおすすめです。
6.オブジェクト指向を学ぶ
オブジェクト指向の理解は難しくてわかりにくいです。クラス、カプセル化、ポリモーフィズム、と新しい用語の連発で入門者の心が折れる気持ちもわかります。最初は用語の暗記になりますが、徐々に概念の理解を進めていきましょう。初心者はわからない用語を調べながら、覚えていくといいと思います。オブジェクト指向の利点やメリットを意識しながら学習してみてください。
いかがでしたでしょうか。最初に学ぶ第1言語が、Javaが最適かといわれれば必ずしもそうではないと思いますが、JAVAを学びたいと思われている方は多いはずです。一人でも多くの方がプログラミングが出来るように応援していきたいです。