- 1.アドセンスの1PVあたりの収益は?
- 2.関連コンテンツユニットの解放を目指そう
- 3.関連コンテンツユニット解放の条件考察
- 4.解放を目指した戦略
- 5.アドセンスの広告の許可とブロックとは?
- 6.googleアドセンスの広告の許可とブロックの設定
- 7.googleアナリティクスのインタレスト機能
- 8.アナリティクスやアドセンス、サーチコンソールからデータを読み取ることが大切
- note.mu
検索ニーズについてのSEO記事をnoteに公開していますのでよろしければどうぞ
1.アドセンスの1PVあたりの収益は?
世の中で言われている指標として、アドセンスの収益は1PVあたり0.1~0.5円という指標があります。私も、施策前は1PVあたり0.1円程度の収益でしたが、この施策をするようになってから1PVあたり1円近くの収益を上げることができるようになりました。アフィリエイトメインで運用すればもっと単価を上げることが出来るのでしょう。
サイトの運営で大切なことはPV数を上げることです。しかし、アドセンスの収益はカテゴリによって大きく変わることをご存じでしょうか。私が雑記ブログで限界を感じた最大の理由はここにあります。ここでは、googleアドセンスのカテゴリ設定と、googleアナリティクスによる自身のサイトの閲覧ユーザの特徴を知る方法を紹介します。
2.関連コンテンツユニットの解放を目指そう
関連コンテンツとは?
関連コンテンツは、サイトを閲覧しているユーザーに向けてサイト内の関連コンテンツを簡単に宣伝できる無料サービスです。ユーザーにとって関連性が高いコンテンツが増えるので、サイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率、広告表示回数が向上し、広告収益の増加が見込めます。
おすすめの関連コンテンツはトピックの類似性に基づいており、個々のユーザーに合わせてカスタマイズされます。テストの結果によると、平均的なおすすめの関連コンテンツでページビュー数が 9%、滞在時間が 10% 向上します。詳しくは、この Inside AdSense ブログ投稿の関連コンテンツ: ユーザーの関心を高め、滞在時間を伸ばす方法をご覧ください。
公式でもおすすめされているもので、アドセンス広告を利用している方は導入を検討するべきでしょう。プラグインなどで関連記事を出すことも出来ますが、後述するように、関連記事の中に広告を自然と溶け込ませることが出来るのが最大の魅力です。
関連コンテンツの解放には2段階ある
前段で、広告を自然と溶け込ませることが出来ると記述しましたが、広告を掲載するためには2段階目の資格を得る必要があります。トラフィック量とページ数が要件を満たすと利用できるようになるようですね。
関連コンテンツ解放の条件とは?
関連コンテンツ ユニットのご利用資格
関連コンテンツを利用できるのは特定のサイト運営者様だけです。ご利用いただくには、サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている必要があります。関連コンテンツによってユーザーに優れたエクスペリエンスを提供していただくために、この要件を設定しています。
繰り返しになりますが、公式にもトラフィック量とページ数と記述されています。さて、それがいったい何PVで何ページなのか。 調べました。
1万PV以下、100記事以下でも解放報告がある
ネットで調べてみると、2016年頃までは、10万PVや400記事など、かなり厳しい条件でしたが、2017年頃から概ね3万PV、100記事以上などの報告をチラホラと見かけるようになります。そして、1万PV以下、100記事以下でも解放報告が複数ありました。実際の条件は定かではありませんが、これらを基に解放条件を考えてみます。
関連コンテンツで関連性の高い記事が表示できるかどうか
この条件はあると思います。そのページの関連ページが少ないままだと、関連性の低いページが表示されてしまうので、ユーザの利便性を上げることに繋がりません。すべてのページで100ページ、などではなくて、すべてのカテゴリで10記事以上などの指標があるのではないでしょうか。 1記事しかないカテゴリがある場合は、カテゴリを無くして他のカテゴリに統合すれば解決するような気がします。 また、関連性の有る無しを判断するために、コンテンツの滞在時間なども関係してるのではないでしょうか。
PV数ではなく、広告表示回数やクリック数ではないか
関連コンテンツはアドセンスの1機能なので、PV数ではなく広告表示に関係する指標ではないかと考えます。なので広告を掲載していないサイトには解放されないですし、広告掲載が少ないサイトにも解放されづらいのではないでしょうか。
振り込み実績は関係なく、PINコードは関係ありそう
このPINコード発送のちょうど1週間後となる1月11日に関連コンテンツユニットの許可を頂きました。まだPINコードは届いていないです。
このことから私の中では『PINコードの発送』が条件だと感じました。
振り込み実績や銀行口座の確認が関係あるのかなあと考えたところ、上記のサイトを見つけました。このサイトではクリック率や単価は関係なく、PINコードの発送が条件ではないかと記載されています。
3.関連コンテンツユニット解放の条件考察
結局細かい条件はわかりませんが、やることは分かった気がします。
- カテゴリごとに関連性の高い記事をいくつか作る
- SNS経由ではなく検索からの安定流入を高める
- アドセンスの通知に表示される最適化案は目を通す
当面、このブログでは検索からの流入増、カテゴリなどの見直しを行い、関連コンテンツの解放を目指していきたいと思います。
【追記】 関連コンテンツユニットの解放条件を考察しましたが、晴れて「広告有」で解放されたので条件を考察します。
解放された時の記事数・PV数
解放されたときの記事数:70 PV数(1日):400~1700で推移 PV数(1月):10700
3月の頭に解放されました。詳しい条件は不明ですが、必要なPV数は緩和されている傾向にあるようです。1日1000PV、1月3万PVとかの条件ではないようです。
2月にアドセンスからはじめての振り込みがあった
振り込み実績は必要ではないと思っていましたが、2月に振り込みがあり、翌月頭にすぐ解放されたので、振り込み実績は関係あるのかもしれません。
2月に自動広告を導入した
2月の終わりから自動広告を導入しました。導入前と比べると、広告表示数は大幅に増加しました。広告の表示回数が関係あるとすれば、自動広告でたくさんの広告を表示することが関連コンテンツの解放の近道かもしれません。
広告有りがいきなり解放された
関連コンテンツユニットの広告有がいきなり解放されたということは、2段階の条件を一気に超えたと考えられます。関連コンテンツユニットが記事数、広告が広告表示回数やPVと関係のある条件になっているのではないでしょうか。
4.解放を目指した戦略
PVや記事数の条件が以前より緩和されていることは事実のようです。詳しい数字はわかりませんが、まだ解放されていない方におすすめ出来る戦略は以下のとおりです。
戦略1.アドセンスの自動広告を利用する
広告表示回数を増やしましょう。
戦略2.単価が安かったりPVが見込めないものでも記事を投稿する
記事数を増やしましょう。
戦略3.リライトしてPVを稼ぐ
PVの絶対数を増やしましょう。
関連コンテンツユニットは、確かに成果が出ます。 自分が初心者を卒業したような気分にもなりますし、まずは解放を目指してみてはいかがでしょうか。
5.アドセンスの広告の許可とブロックとは?
自サイトで表示されたことがある広告を検閲することが出来る
広告レビュー センターは、サイトに表示される広告について、より詳しい情報を取得して管理するための機能です。広告レビュー センターを有効にすると、サイトに掲載された個々の広告を審査して、今後もサイトのページに掲載するかどうかを判定できます。
広告の許可とブロックの項目は、アドセンスの画面左のバーにあります。アプリの画面では項目が見当たらなかったので、スマートフォンで行う場合には、ブラウザでPC画面でログインする必要があるかと思います。(違ったらごめんなさい。。。)
許可とブロックのやり方
いままで審査をしていない場合はとりあえず審査済みにすることがおすすめ
広告レビュー センターを有効にすると、審査前のたくさんの広告が表示されると思います。1つ1つ目を通すのも大変なので、最初はとりあえず「すべて審査済みとしてマーク」しても良いかと思います。審査済みの広告が多くなってくると、適切な広告が表示される割合も増えるかと思います。
審査済み広告が多い場合は関係の薄い広告はブロックすると良いかも
掲載出来る広告の種類が増えてくれば、その中で収益性の低いものはブロックしてみましょう。特化サイトの場合、興味の薄い分野はブロックしてしまえば収益の増収が見込めるはずです。
日本語以外の広告をブロックしよう
日本語のサイトで、英語はまだしも中国語や他の言語の広告が掲載されることは避けたいですよね。広告の言語ごとに審査することも出来ますので、とりあえずは日本語(英語)以外の言語はブロックしてしまいましょう。私のサイトでは、思っていた以上の他言語の広告が表示されていました。検索エンジンのクロールなどの影響で出ていると考えられますが、ロボットが広告をクリックしてくれるわけではないので私は日本語以外はブロックしています。
6.googleアドセンスの広告の許可とブロックの設定
googleアドセンスの管理画面から、広告の許可とブロック、コンテンツ、すべてのサイトの順番に進んでください。そうすると、広告のカテゴリと許可・ブロックの項目が現れます。ここで注目してほしいのは、
- 広告表示回数の割合(過去 30 日間)
- 収益額の割合(過去 30 日間)
の数字です。この値から、表示回数は多いのに収益が上がっていないカテゴリを見つけることが出来ます。
広告表示回数の割合が収益額の割合より多いカテゴリ
まず、表示割合が収益割合よりも多いカテゴリを検討しましょう。目安としては、1.5倍や2倍など、収益が全然上がっていないカテゴリはブロックしても良いと思います。大カテゴリから小カテゴリまで細かく設定できますので、自身のサイトに適する広告カテゴリを選びましょう。
広告表示回数の割合が収益額の割合より少ないカテゴリ
あなたのサイトで、エースとなるカテゴリです。実績が上がっているカテゴリでコンテンツを増やすことが出来れば、エースカテゴリの広告の表示回数も上がり収益も倍増することでしょう。
7.googleアナリティクスのインタレスト機能
使い方
まずは有効化しましょう。ユーザーの項目の中にインタレストというものがあります。
有効にしたら結果が表示されるまでしばらく時間がかかります。表示されたら、ユーザの属性を細かく分析することができます。
インタレスト機能はまだ日本語に対応していないので、とりあえずgoogle翻訳をしましょう。
これで見やすくなりましたね
活用方法
アフィニティカテゴリとは、興味のあるカテゴリで、購買意向の強いセグメントはその名の通り購買意欲のあるユーザーです。 アドセンスやアフィリエイトの収益を考える場合、自身のサイトに購買意向の強いセグメントが来訪しているかが重要となります。そのカテゴリに興味のあるユーザーの割合が多ければ、アドセンスの単価が上がりますし、アフィリエイトの収益も狙いやすくなります。 自分が想定していないカテゴリのユーザーが来訪したときに、どのように収益化していくか、も今後考えていきたいところです。
8.アナリティクスやアドセンス、サーチコンソールからデータを読み取ることが大切
アナリティクスやアドセンスの管理画面の使い方は、慣れるまで扱いが難しいですが、サイト運用の大きな手助けとなる機能を使えるようになります。なんとなくや感情で判断するよりも、データで判断することが大切です。 少しずつ使い方をマスターしていきましょう。
検索ニーズについてのSEO記事をnoteに公開していますのでよろしければどうぞ
note.mu
記事数を増やし、自分がどのような記事なら書きやすいのか。どのような記事なら勝負できるのか考えることが必要です。
公開した記事の中から、収益が見込める記事を探しましょう。その記事のカテゴリが、アドセンス、アフィリエイトで稼ぎやすいカテゴリです。
具体的な手法はこちらで紹介しています。 www.lifehackit.work
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