就職活動の面接では、志望動機や長所や短所、様々なことを聞かれますが、一番大切な質問のひとつが自己PR(自己紹介)です。しかし、なかなか自己PRが考え付かないという学生も多いです。この記事では、自己PRがなぜ大切なのか、自己PRで話すべきことをまとめていきます。
自己PRとは
評価をしてほしいことをアピールするもの
面接で自慢をしてはいけないが、実績は言わないと伝わりません。限られた時間の中で、優先的に話したいこと、聞いてほしいことを話す必要があります。
自己PR(自己紹介)は面接最大のチャンス
この質問は何を言ってもよいため、良いところをアピールする最大のチャンスです。 面接官は、限られた時間の中で就活生の良いところ、悪いところを評価する必要があります。ここで、「○○の人」と覚えてもらえれば一気に有利になります。
自己PRで話すべきこと
1.実績、資格
自己PRで積極的に話すべきことは、他者から見てわかりやすい実績や資格です。
実績とは
大会で何位、表彰経験、数値や業績など
例:全国大会で何位、売上何%アップ、販売数何個
資格とは
情報処理技術者、簿記、TOEICなど
実績、資格がなぜ大事か
それは面接官が評価をしなくても、信頼できる機関が評価してくれているからです。
例:基本情報処理技術者 合格
IPAが、情報技術者としての基礎知識は習得していると保証してくれています。
「基本情報の勉強をすごく頑張った。
自己採点では、7割、8割いくこともある!」
「基本情報合格してます」
上の例は、面接官が本当に頑張ったか、知識があるか評価しなくてはなりませんが、下の例では一言でアピールすることが出来ます。
2.他人からの評価、役職など
実績や資格がない場合に話しましょう。
数字以外でしか表せないもの
例:部活動のレギュラー、サークルの副部長、成績
また、それをやった上でなにを学んだか話す必要がある点は注意が必要です
悪い例:
部活動のレギュラーでした!
いろいろ苦労した!怪我もした!仲間割れもあった!
面接官「それで?」 となります
良い例:
県大会の準決勝で負けてその上の大会には出られなかったが、
チームでひとつの目標に向かう大切さを知ることが出来た
会社はチームなので、評価対象となる、会社で役に立つ理由を言えてやっとPRとなります
3.自己評価
自己PRでは話すべきことではありません。他人から見て、わかりやすい評価があるものをPRするようにしましょう。
自己PR応用テクニック
バイト先の○○を改善したことで、売上が10%伸びた。
こうすることでお客様が居心地がよくなると考えました。
実際に、何人もお客様からお褒めの言葉をいただき、
常連客への獲得に繋がりました。
実績+他人評価のミックス
実績だけでなく、お客様目線の改善が出来る、主体性があるアピールとなります。
自己PRのNGワード集
頑張った、努力した 本当に頑張ったか証明できないのでNGです。
コミュニケーション力、笑顔 面接で評価するもので、自分が言うものではありません。他人が評価するものです。実績や出来事ベースで話をするならありです。
好奇心 エピソードで説得することが難しいです。 抽象的な表現は基本的にNGと考えても良いでしょう。
先生、親、友達、客からこう言われた、褒められた 企業は善意企業ではありません。 喜ばれる、褒められることが第1優先ではないからNGです。
面接官は面接者を評価しなければならない
限られた時間で、適切なポイントに絞ってアピールする必要があります。
会社は善意ではない
売上につながらない行動は評価しづらい
会社はチームです。個人事業主、フリーランスではいけない理由の説明までする必要があります。
面接で、一番大切なことは「面接官の立場に立つ」ことです。面接官は限られた時間で就活生を評価しなければなりません。面接官が採用してもよいと思えるよう、不安要素を取り除き、会社で成果を上げることが出来るイメージを持ってもらえるように面接に挑みましょう。
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