コーギーブログ

元エンジニアで現在フリーランサー。消しゴムはんこの記事は嫁が書いています。みなさまのお役に立てるような内容をお届けしたいです。お問い合わせはお気軽にどうぞ

公務員に中途で転職するには!?自身の受験資格を確認しましょう

公務員に中途で転職を考えたときは、自身が受けられる受験区分を確認する必要があります。各自治体の要件により、年齢や経験年数、保持資格などで採用試験の受験資格が決められています。必ずしも経験者採用枠で受けなければいけないわけではありませんので、自身のキャリアを踏まえて考えていきましょう。

f:id:ywataru:20180704133859j:plain

公務員の中途採用枠は増加傾向

社会人経験者(民間企業等職務経験者)採用試験を実施する自治体が増加し、枠は拡大されている傾向にあります。採用の形式や受験資格などはさまざまですが、民間経験者枠が拡大していることは公務員への転職のチャンスだと言えるでしょう。また、リーマンショックのように経済への大きな打撃があれば、転職・就活市場も民間よりも公務員指向が高まり、公務員への転職は難しくなることが予想できます。

実際にマイナビ転職に掲載された公務員の求人数(※)の推移を見ると、2016年の求人数は2012年の2倍以上に増えていることが分かります。
(※)職種「公務員・警察・消防・自衛隊」に分類される求人
公務員に転職できる? 公務員を目指す社会人が知っておくべきこと|転職実用事典「キャリペディア」

社会人経験があるのなら経験者採用枠を考える

民間での社会人経験があるのであれば、経験者採用の枠での受験を考えましょう。多くの場合、職種に関連のある経験が3~5年以上求められます。また、関係のある資格を持っていることが要件となっている場合もあります。
また、自身の経験が、受験資格を満たしているか不安な場合は自治体に直接問い合わせてみましょう。自治体も経験者の採用には力を入れており、要件の解釈次第で受験資格が認められる場合も多いです。

20代から30代くらいまでなら新卒採用枠も受けられる

20代から30代前半くらいまでは、他の新卒と同じように採用試験も受けられます。自治体によっては年齢制限がまちまちですので、実際に確認してみることをおすすめします。
29歳までは、社会人経験があっても中途の要件を満たさない場合も多く、こちらの新卒一般枠で受験される方が多いです。

技術職、専門職の場合はチャンス!

免許が必要な職種など、技術、専門職の場合は応募者数自体が少なく、倍率が低いため、狙い目です。具体的には、土木、機械、電気、建築、栄養士などです。特殊な職種の場合、必ずしも近くの自治体が募集しているとは限りませんので、採用情報はチェックしておく必要があります。経験が無い場合でも、一般・事務職より倍率が低い場合が多いので一度考えてみてはいかがでしょうか。

中途採用ははやめの準備が必要

いかがでしたでしょうか。中途での公務員への転職方法はさまざまありますが、自分が受けられる区分をしっかり確認し、場合によっては地方自治体に問い合わせが必要となる場合もあります。公務員試験は、はやめはやめの準備を心がけたいですね。

www.lifehackit.work